研修/トレーニングツール

 当社では、脳科学カウンセリング・セラピー技術をベースに、“セルフ”で、「ストレスケア」、「ストレス耐性向上」、「コミュニケーション」、「性格・行動変容」を行うことができるメンタルトレーニングシステム“MOODSWITCH”を、筑波大学と共同で研究開発し提供しています。

 MOODSWITCHは、クラウドサービスとして、ネットワークを通じて提供されます。使用の目的や環境に応じて、利用者は、WEB、VR、チャットボットの3つの種類のアプリが提供されます。

セルフメンタルトレーニングシステム mood switchシリーズ

WEBアプリ

 SATメソッドは、筑波大学大学院人間総合科学研究科宗像恒次研究室で開発され、日本をはじめ、中国、ドイツ、オーストリアなど海外でも普及してきているカウンセリング・セラピー技法です。

 精神分析を開発したフロイトが自由連想法を用いるのに対し、SATメソッドは、感情の明確化、自己イメージ連想法、心傷風景連想法等、問いかけを構造化した連想法を用いることが特徴です。

 SATメソッドでは、相談者が問題(秘密)を語る必要がありません。ストレス場面を想い浮かべることで生じる身体の違和感(重い、ドキドキするなど)を、画像などイメージを使って良好感に変え、自己解決を図ります。

Webアプリ

VRアプリ

 CareVRは、Virtual Reality技術を使ってセルフセラピーを実施するためのアプリです。VRの没入感映像を使って、イメージ技法をの効果を最大限に高め、システムの中でも、最も高いストレス軽減効果を発揮するアプリです。 安価なスマートフォン挿入型のVRヘッドセットを着用し、実施することができます。

VR

AIチャットボットアプリ

 CareBOTは、LINEアプリ上で利用できるAIチャットボットが、セルフセラピーを誘導するアプリです。利用者が積極的、意識的に、アプリを操作してくれなくても、LINE上の仮想セラピストが、セルフセラピー実施の時を教えてくれ、 自動的にセラピー実施を誘導してくれます。利用の動機づけが十分でない利用者に対して、あるいは、一斉に大人数が使用するような場合に、有効なアプリです。

組織の課題分析

 MOODSWITCHの使用データは統計処理し、組織の課題分析に利用することができます。組織メンバーの心理、ストレス特性から、組織内に起こりうる課題を分析し、組織の生産性向上、チームマネジメントの改善、メンタルヘルス環境の改善などに向けたソリューションを提案いたします。

脳科学カウンセリング・セラピー技術SATメソッドについて

method

 SATメソッドは、筑波大学大学院人間総合科学研究科宗像恒次研究室で開発され、日本をはじめ、中国、ドイツ、オーストリアなど海外でも普及してきているカウンセリング・セラピー技法です

 様々なストレスによるメンタルの問題や精神障害から身体の病気まで有効範囲が広い技術で、臨床的にも学術的にも安全性、効果が実証されています。学術機関であるNPO法人ヘルスカウンセリング学会公認「ヘルスカウンセラー」資格は,厚生労働省の「メンタルヘルス対策・過重労働対策・自殺予防対策に関連する資格」の一つとして認定を受け,「こころの耳(働く人のメンタルヘルスポータルサイト)」に掲載されています。

 SAT法は,従来のカウンセリング技法が心理的な問題に焦点を当てるのに対し,ストレスによる生じる身体違和感や不快感(胸がドキドキする、胃がキリキリする、手足が冷えるなど)を解消することで、ストレス問題を解決していく技法です。悩みや問題を言葉にして問題解決をするのではなく、心地よい景色や笑顔のイメージ画像からの視覚刺激を利用することで、連想やひらめき,直感をよく機能させることで,無自覚な本当の感情や本質的な欲求を短時間で把握し、解決します。

 セラピーによりストレス問題の軽減や解決を図るだけではなく、繰り返しのトレーニングで、物事や人間関係の感じ方の切替を行うスキルを身に着け、ポジティブな性格に転換していくことで、ストレスからの柔軟な回復力(レジリエンス)を身に着け、ストレス耐性を高めることができます。